アートメイクとは
アートメイクとは、眉やアイラインなど皮膚の浅い部分に針で色素を入れ、肌を染色させるメイク術です。これは、日本では美容医療行為にあたります。そのため、有資格者である医師または看護師が医療機関にて行います。眉やアイライン、リップなど素顔でも自然で、かつ美しく仕上がります。
アートメイクを施すと、汗や洗顔でも眉やアイラインなどが落ちないため、水泳や温泉に行ったときや花粉症で目をこすってしまったときなどにも落ちないので便利です。
もちろん眉が薄くて困っている方や、忙しい朝のメイク時間を短縮したい、休日のメイクを手軽にしたい方などにも支持される持続性の高いメイク方法です。ですから、薄くなることはありますが、消えることはありません。大切な顔の一部ですので、流行や年代に関係なく、長く愛されるデザインが必要です。当院ではそれぞれの骨格や表情の筋肉を活かし、その人その人に合った、素顔の時にちょうど良いデザインと色をご提案しております。
アートメイクの特長(とても重要です!)
- 1~3年で薄くなっていきますが、消えてなくなることはありません。
- 皮膚の浅い位置に入れるため、1度では色が定着せず、2~3回の施術が必要です。
- 施術した当日の色で仕上がるのではなく、そこから徐々に薄くなっていき、色素の色も皮膚の中で変化します。
約1か月後にお肌に残った色が本当に定着した色です。
アートメイクの持続期間
アートメイクの持続期間は、個人の肌質や年齢、アフターケアや生活習慣等によって異なります。
また、アートメイクの施術部位によって異なりますが、持続期間は1年~3年です。
持続期間を過ぎても完全に消えるわけではなく、ムラが出て薄くなります。
きれいな状態をキープするためには定期的にリタッチ(再施術)をすることをお勧めします。
アートメイクとタトゥーのちがい
アートメイクとタトゥーの色素沈着のちがい
肌質による色の定着について
キメが細かく潤いがある肌は、定着しやすいです。逆に乾燥肌でカサカサして皮膚が皮むけしている方、脂性肌できめの粗い肌の方は色の定着が悪い場合があります。施術を受ける際には、事前にお肌のケアをして安定させてから施術をうけましょう。施術部位に赤く炎症などがある場合は施術できない場合があります。
このような方へ メディカルアートメイクをおすすめ
眉やアイラインの悩みはさまざま。このような方がアートメイクでお悩みを解決されています。
*長い入院でお化粧が出来ない
*水泳のインストラクターなので化粧ができない
*山歩きが趣味。山小屋に泊まる時に持参する化粧品を少なくしたい
*マラソンやスポーツ大会で汗をかくので
*花粉症で目の周りをこすり化粧が落ちてしまう
*温泉に行くのが好きだが、湯上りにフルメイクはできない
*子育てで時間がない
*散歩やウォーキングは薄化粧かノーメイクで出かけたい
*ナチュラルメイクでもキチンとしていたい
*自分でうまく眉毛やアイラインを描けない
*老眼で目が悪く上手に眉毛やアイラインを描けない
*病気や怪我で眉にトラブルがある
*マスクで口紅がとれてしまう
そのほかにも、美容だけでなく、皮膚疾患や瘢痕再生などの医療的ケアとして施術することもできます。
アートメイクのメンテナンス
アートメイクは、肌質にもよりますが皮膚の代謝によって1~3年で徐々に色が薄くなっていきます。
そのため、薄くなったな、と感じましたら、繰り返し施術します。
メンテナンスはご安心ください。アフターフォローは別途お得な価格を設定しております。
衛生管理
アートメイクは人の肌に針を刺し染色する医療行為です。衛生管理は徹底しています。
使い捨ての針や器具を使用し、色素も個別に小分けに使用し廃棄しております。医療機関として衛生管理を重要な業務としてとらえ万全の管理の下、実施しています。
環境の整っていない医療機関以外での施術は感染症などを引き起こし恐れがあります。必ず、医療機関で施術しましょう。
パッチテスト(皮膚アレルギー試験)
「皮膚が弱いのでアートメイクができるか不安です。」という相談をいただきます。そのようなご心配の方はパッチテスト(皮膚アレルギー試験)をお勧めしています。
皮膚が弱いと不安ですね。ご安心ください。パッチテストは頭皮の中の外から見えない部分に数針染色し、48時間様子をみます。
予約の際に「パッチテストを希望します」とお伝えいただければ、ご都合のよい時間にご予約いただけます。
麻酔クリーム
アートメイク専用の麻酔クリームを使用し、痛みをコントロールできますので痛みはほとんどありません。
途中、痛みでつらい場合は麻酔を追加しますのでご遠慮なくお申し付けください。