眉の施術技法

眉毛は２Dや３Dと表現していたり、パウダー眉、エンボ眉、ストローク眉、マイクロブレーディングなどクリニックによっても色々な呼び方がありますが、基本的には、大まかに分けると下記の手法と、手法を２つ組み合わせたコンビネーションになります。 施術の方法は、一人ひとりの肌質や年齢に合わせて、次のパターンの中から施術をしていきます。

当院では、素顔の時にちょうど良い形と色をお勧めしています。女性はお化粧をします。眉のアートメイクを化粧のベースにしたいので左右の眉毛の位置と形をなるべく合わせておきたいわけです。そうすることで時短になり、お化粧が楽になりますし、気分によって形を変えたり、その時代の流行に合わせた形に描き足し、形を変えることが出来るからです。
また、数年経ってアートメイクが落ちて（退色）きた時にも自然で、形の左右差や、色ムラの出にくいパウダーグラデーションをベースに施術することをお薦めしています。

１ パウダーグラデーション

点描で色素を入れていくので、とても自然で優しい感じに仕上がります。眉頭をぼかすことでグラデーションがつき、立体的でパウダーでお化粧したような仕上がりになります。
マイクロブレーディングよりも肌質や年齢を選ばず、滲んだりしないので幅広い方に適用できます。パウダーグラデーション技法には手彫りとマシーン彫りの２種類があります。

２ マイクロブレーディング

マイクロブレーディングは手彫りで針がたくさん並んだブレード（刃）で１本１本線を入れ眉毛の毛並みを表現していく技法です。

３ ヘアストローク

ヘアストロークは極細の針を使用し、専用のマシーンで毛流れを入れていく技法です。繊細な線を描くマシーンで行う技法です。
皮膚を切らずに皮膚の浅い位置へ色素を定着させることが出来るため皮膚への損傷が少ないですが、定着した色の薄れは早いです。

４ コンビネーション

マイクロブレーディング＋パウダー
ヘアストローク＋パウダー
それぞれの技法にパウダーを重ねることでより自然な仕上がりとなります。